超過死亡数と新型コロナの関係

厚生労働省の人口動態統計速報より、2015年1月より2023年10月までの月毎の死者数をグラフ化しました。
2015年から2019年の5年間分の同月毎の平均を取り、これを2017年の予想死者数とし、前年度の同月には、110,000/60の調節量を引き12ヶ月分同様の計算を行ったものを前年度のグラフとし、その前年度にも同様のグラフを作ります。
2017年より次の同月には、110,000/60の調節量を足し12ヶ月分同様の計算を行ったものを次年度のグラフとし、その次年度にも同様のグラフを作り2023年まで予想死者数の項目のグラフを作り、月毎の死者数を同時に表したのが次の図です。

つまり、新型コロナ前の5年間の死者数の平均のグラフであり年毎に22,000人の死者数が増加するように調節したグラフを標準とし、2020年以降の死者数のグラフにおいて、その過不足が新型コロナの関連死にならないのかという試みです。
そして、その目論見道理に、2019年までの死者数と標準である予想死者数は見事に一致しています。
2020年以降、大幅に変動しているのは新型コロナに関係していると見なすことができます。
このグラフから、死者数から予想死者数を引いたものが次の図です。

2020年の初っ端からマイナスの値になっているのは、前年度から新型コロナの感染拡大が中国から始まっていて人の流れが制限した結果、インフルエンザの流行がなかったことと、新型コロナの防疫で、非常事態宣言のロックダウンを行った結果、人の労働に伴うストレスから生じる死者数が減り、人の活動も制限されたので交通事故などの死者数も減ったものと推察します。
このグラフと新型コロナの死者数を重ねてみます。

新型コロナの死者数に見事に一致していますね。

新型コロナ関連死者数

※2023年は10月までの合計です。

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