興和のイベルメクチンを否定する発表について

2022年9月26日、興和からイベルメクチンを否定する治験の発表がありました。

興和のプレリリース220926

矛盾するプレスリリース

これより前の2022年1月31日、興和よりイベルメクチンの「オミクロン株」への高ウイルス効果を確認したという発表がありました。

興和のプレリリース220131

『興和 イベルメクチンの 「オミクロン株」への抗ウイルス効果を確認』とイベルメクチンが効くことを公表しているのですが、今回の「効くかどうかわからない」というのと、どう整合性を取るのでしょう。

北里大学との関係

こちらの『北里大学の治験について疑義あり』の説明のとおり、北里大学の医師指導型治験の後継治験として位置づけられます。
興和の企業型治験は、世界のイベルメクチンの治験の多くが医師指導型治験の中で、利害関係がもろに影響する企業の治験ということで異色なものでした。
北里大学でも政府が絡み、グダグダになっていたものが、どう企業が挽回するのかは見ものでしたが、最後はやはり、お金の力で、ねじ伏せられたようです。

効かない用量

興和の治験の詳細は、[こちら]のページにありました。
用量と用法は次のとおりです。

軽症のCOVID-19患者を対象に、 K-237 0.3-0.4 mg/kgを 1日 1回3日間経口投与した時の有効性及び安全性について、プラセボを対照として無作為化二重盲検並行群間比較法にて検討する。有効性については治験薬投与開始から 168時間までの臨床症状が改善傾向に至るまでの時間に関して本剤のプラセボに対する優越性を層別ログランク検定を用いて検証する。

FLCCCのオミクロン株に対応した処方箋では、イベルメクチン0.4~0.6mg/kgを5日間ですから、興和の治験の用量は少ないのです。
フェイスブックの『イベルメクチンを身近に』グループでは、実際の体験者から、疥癬の用量である0.2mg/kgは効かないというクレームが多くあり、FLCCCの最大容量である0.6mg/kgを5日間という飲み方を勧め、実際に重症に近い方が治っている例が報告されています。

『イベルメクチンを身近に』グループについて

『イベルメクチンを身近に』グループの体験者の多くは、重症者リスクの高い高齢者の人が多いです。
手軽に発熱外来で治験を行える若い人たちより、より新型コロナと向き合わなければいけない人たちの集まりです。

この0.6mg/kgをすすめる理由は2つあります。
一つは、[こちら]のページのとおり、日本人はビタミンD欠乏症であり、多めの用量が必要になります。
もう一つは、[ストロメクトールの取説]に『日本人は12mg投与で4時間後に32.0ng/mLの血中濃度で、外国人は12mg投与で4時間後に46.6ng/mLの血中濃度』と書かれていて、これもまた多めの用量が必要になります。

①日本人はビタミンD欠乏症であること。
②日本人と外国人が同量飲んだときの血中濃度が、1.5倍ほど外国人のほうが高い。

興和の用量では効かなかった可能性があります。

考察

こちらの『政府の悪意を感じるグラフ』のとおり、国葬のために新型コロナが収まってきているという感染者数を誤魔化して新型コロナの全数把握を取りやめたタイミングでの発表は、ワクチンでしか新型コロナを治さないという政府の姿勢に合わせたものと思います。
こうした強い要請(命令?)がなければ、矛盾するプレスリリースで企業イメージを損なうこともないはずです。
北里大学の政府介入のグダグダから始まり、最後は、企業らしくお金に終止したということでしょう。
幸いにも日本は、諸外国と違って、個人輸入で自己責任でイベルメクチンを使うことができます。
フェイスブックの『イベルメクチンを身近に』グループで、イベルメクチンを使った体験談などで有用性を認識し、いざという時に使う、12mg錠50錠入のイベルメクチン一箱を予め購入しておくことをおすすめします。
  
テネシー州でわかる、イベルメクチンの実力』のとおり、OTC薬のフットワーク並に使える、安くて、安全で、よく効く、3拍子揃ったイベルメクチンで初期治療すれば、日本の新型コロナも制圧できるものと思います。

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