政府の悪意を感じるグラフ

このグラフを見ると、完全にPCR陽性を厚労省が抑制しているのがわかります。

本当は、まだ増加傾向の感染状況を、減少傾向と見せかけて、入国制限緩和の理由付けだけを目的にして行っているのだとしたら、とんでもないことと思います。
この、しっぺ返しは、必ず国民に帰ってきます。

考察

次のグラフは、1月1日からの検査人数を加えたものです。

検査人数は、検査を要請した人が一人最初に一回カウントされる数です。
つまり、検査して陰性のとき症状によってはもう一度検査する場合もありますし、陽性になったら、感染したと判断され、治療して治癒の判断にも検査をします。
ふつうは、検査人数の1カウントで、検査をして陰性でしたら感染していないと判断され、検査件数は1回カウントし、検査して陽性でしたら、今度は治療をして治癒の判定で検査を行い、その検査の結果が陰性になるまで複数回の検査件数がカウントされます。
つまり、検査人数一回カウントにつき、1回から複数回の検査件数がカウントされます。

第6波の説明

まず、1/1から、6月中旬までの第6波で説明すると、検査人数から感染者数を引いた部分が、陰性数で、検査して陽性になったものが感染者数になります。
検査件数は、陰性数+陽性数に、感染者の治癒の判断の検査数を加え。偽陰性の可能性がある場合などの検査数を加えた数となります。
6月の感染者数が少ないときは、陽性から陰性になる検査数も少ないので、検査人数と検査件数が同じくらいの値となります。

現在の第7波の説明

それが、第7波から、最初の増加から検査人数が検査件数を上回り、検査が破綻しています。
つまり、検査を要請しても、検査しないケースが出てきたということです。
飽和状態で検査不能かとも思えますが、8月に入って検査数そのものを減少させています。
検査する件数をどうやって誤魔化すのかはわかりませんが、これは、意志を持って行っていることです。

政府の悪意を感じるグラフ

第1波から第6波まで、検査を要請する人をカウントする検査人数を、検査件数が下回ったことはありません。
現在の第7波では、検査人数を検査件数が下回っています。
検査要請を無視し、検査をしなかった人には、陰性と通知していると考えられます。
9月6日は、検査人数は22万3千人で、検査件数は11万6千件で、半分くらいの10万7千人に嘘の陰性通知を通知しているということです。
人のすることでしょうか?

新型コロナによって、9月27日の安倍氏の国葬に、支障の出ないように行っていることと思います。
その辻褄を合わせるために、9月26日から新型コロナ検査の全数把握を止めるそうです。

現在進行中の第7波で、3万人以上の方が、お亡くなりになります。
新型コロナを制圧もしていないのに、それを見定める指標を無くしてどうするつもりでしょう?

資料

この記事のグラフは、厚労省の[こちら]のページの、[PCR検査実施人数],[PCR検査実施件数]のデータを使って作成しました。

URLの変更などで見つからない場合もあると思いますので、こちらに保存しておきます。
    [PCR検査実施人数],[PCR検査実施件数]

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