NHKのイベルメクチンが効かないという報道に反論します

イベルメクチン臨床試験 新型コロナの入院予防効果認められず 2022年3月31日 16時42分

[NHKの報道]
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220331/k10013560851000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001

寄生虫が原因で失明などが引き起こされる感染症の特効薬「イベルメクチン」について、新型コロナウイルスの患者に投与しても、入院に至るリスクを下げる効果はなかったとする臨床試験の結果を、ブラジルなどの研究グループが発表しました。
臨床試験の結果は、ブラジルの複数の大学などの研究グループが、国際的な医学雑誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表しました。
研究グループは、去年3月から8月にかけて、肥満や糖尿病、高血圧など、新型コロナの重症化リスクがある18歳以上の患者1358人について、発症から7日以内に「イベルメクチン」を一日に1回、3日間、服用するグループと偽の薬を服用するグループに分けて経過を調べました。
その結果、4週間以内に入院するか救急外来を受診した患者は「イベルメクチン」を服用したグループで14.7%、偽の薬のグループでは16.3%で、統計学的に有意な差は見られなかったということです。
また、発症から7日目での体内のウイルス量の減少や回復するまでの期間、それに死亡するリスクについても差は見られなかったとしています。
「イベルメクチン」はノーベル医学・生理学賞を受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授の研究を元に開発された、寄生虫によって失明やリンパ管の腫れが引き起こされる病気の特効薬で、各国で新型コロナ患者に対する有効性や安全性についての研究が進められてきました。
今回の臨床試験は、患者も、投与する医師の側も「イベルメクチン」か偽の薬か分からない客観性が高い方法で行われていて、研究グループは「イベルメクチン」は新型コロナの発症後すぐに投与しても、症状が悪化して入院に至るリスクを下げる効果が認められなかったとしています。

イベルメクチン臨床試験 新型コロナの入院予防効果認められず | NHK | 医療

Effect of Early Treatment with Ivermectin among Patients with Covid-19


[“The New England Journal of Medicine”紙で発表されたもの]
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2115869

An independent pharmacist conducted the randomization at a central trial facility, from which the trial sites requested randomization by means of text message. Patients underwent randomization by means of a block randomization procedure for each participating site, with stratification according to age (<50 years or ≥50 years). The trial team, site staff, and patients were unaware of the randomized assignments. The active-drug and placebo pills were packaged in identically shaped bottles and labeled with alphabetic letters corresponding to ivermectin or placebo. Participants who were randomly assigned to receive placebo were assigned to a placebo regimen (ranging from 1 day to 14 days) that corresponded with that of a comparable active-treatment group in the trial. Only the pharmacist who was responsible for randomization was aware of which letter referred to which assignment.

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2115869

2022年3月30日付”The New England Journal of Medicine”紙の、プラセボとイベルメクチンをボトルに入れてという行があり、去年の3月のJAMAのイベルメクチンを否定する論文と同様に、水剤を使ったと思われます。
イベルメクチンは水に極めて溶けにくい薬なので、水に溶かした瞬間に析出し濾紙などで濾し取られてしまい、水剤にはイベルメクチンの成分が残らないか、わずかしか残りません。
イベルメクチンが効かないと騙す常套手段と思われます。

また、ブラジルの感染者数/死亡数を調べると、治験の現場であるブラジルもイベルメクチンが簡単に町の薬局で買えて軽症で治しているのが、よくわかります。
オミクロン株のせいで感染者数は過去最大ですが、死亡数は最小に抑えられています。

※イベルメクチンの効果がない国は、こちらの『ワクチンで新型コロナを抑えようとしている国』と比較すれば一目瞭然ですし、ブラジルは確かマスクなどの防疫を放棄した国でイベルメクチンのみが死者数を抑えている要因で、シンプルにイベルメクチンが効いている国と言えます。

地元の研究者は効くのがわかっているので発表しなかったものを、他の国の研究者が、この伝聞の研究を、事情も知らずに「イベルメクチンは新型コロナに効かない」と大騒ぎして(3月18日頃)、つじつま合わせに3月30日に発表したというのが真相ではないでしょうか?
3月30日前に、この論文は公になっていませんでした。

ブラジルでイベルメクチンのお陰で死者数が抑えられているのに、それを否定するというおかしなことになっています。

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